業務用食品容器には多くの種類があり、どんな食品を入れるのかによる違いや、素材による違いがあります。例えばカレーを入れるのであれば、ルートライスが別々に入れられるものと、一緒に入れた状態で見栄えが良くなる設計のものがありますし、お惣菜向けの食品容器であればプラスチック製のふたつき容器だけでなく、袋状になっているものもあります。もちろん、業務用として販売されている商品は1ケースあたりの入り枚数が多く、その分安くはなっていますが、一般家庭で消費するには多すぎるかもしれません。しかし、料理が好きでおすそ分けをすることが多いとか、食品容器を応用してハンドメイド商品ラッピングをしているといった方であれば、まとめて安く購入できることはメリットになります。
業務用食品容器は主に専門店の店舗や通信販売で入手することが可能で、法人や店舗責任者でなくても利用できるサービスは少なくありません。しかも、業務用販売はさまざまな食品に特化した容器や梱包材が揃っているので、一般的なおかず容器だけでなく、ピザボックスやケーキ用の紙箱など特殊な形状の品も購入可能です。それだけでなく、ワックスペーパーや調味料入れといった関連資材の取り扱いも多いので、複数商品をまとめ買いするとよりお得になります。ただし、業務用通販は配送料の負担が一般の通販よりも大きくなるので、購入の際は配送料も含めたコストパフォーマンスを考えることが必要です。