お歳暮の起源を考えましょう

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年末に、その年にお世話になった人に贈り物をするのがお歳暮です。

それに似たものにお中元があります。どちらも同じ意味合いがありそうですが、起源を調べると全く別のものだとわかります。
しかし、いずれにしても感謝の気持ちを伝える機会やきっかけとなるものであることに変わりはありません。
お中元は、その起源は中国の行事にあると言われています。



中国の宗教上の祭日に中元があります。

七月の中旬を意味するものがあり、この時期に先祖に感謝し、これがお中元の起源だと言われます。

同じような風習が日本にもあり、収穫した食物などを親族などに贈った風習がありました。

このうちのいずれかがお中元になったという説と、この両者が重なって、現在のお中元という行事になったという説があります。
一方、お歳暮は日本独自の風習だと言われます。



日本では元々年末に先祖に感謝し供え物をする風習があったと言われます。
この供え物を親族や近所の人にふるまったのが、お歳暮の起源であるということには異論はないようです。



江戸時代になり、封建制度が安定してくると、この風習に変化が現れます。

主に商人が武士に対して贈り物をすることが始まりました。

さらに、より上位の武士に対して下位の武士が贈り物をすることも発生してきたと言われます。

明治時代になると、これが庶民から所謂官吏への贈り物となり、お歳暮とは別の意味を持つようになっています。


しかし、多くの場合は、本来の意味の感謝の意図をあらわすための贈り物になってきたと言えるでしょう。