日本では昨今、全国的に高齢者数が高まりを見せています。とくに地方だと同居をしている家族が、両親や祖父母の介護をしながら一緒に暮らされるのも珍しくはありません。ヤングケアラーという言葉も誕生をしており、家族が率先して介助をするのが当たり前の時代になりました。以前は特別養護老人ホームや高齢者住宅の利用が大半でしたが、この場合は衣食住のすべてのケアを施設で受けられるのがメリットでした。
しかし在宅の場合、この3つのすべてを家族が担わないといけません。少しでも負担を軽減するにはどうしたらいいのでしょうか。まず食の面の負担を大幅に減らすことが重要です。ここでは介護食の作り置きをご紹介しましょう。
役立つアイテムが業務用ガラス容器であり、1個200円前後で買い求めることができます。この業務用ガラス容器の魅力は、高い気密性を備えている点です。食べ物が劣化をする理由は、酸化現象がおこるからです。内部を真空状にすれば酸化をすることがないので、必然的に食べ物が傷む心配はありません。
業務用ガラス容器はその特性をもっており、色んなお料理の作り置きが可能です。例えば高齢者が好むおでんなら、具材を入れたあとにお汁も含めて冷凍庫で保管をしましょう。湯豆腐などの煮込み料理でも、ガラス容器なら防水性にも長けているので、中身がこぼれる心配もありません。最大で2週間程度は鮮度を保って保管をすることが可能なので、作り置きを実現できます。